かつて釧路市で栄えた釧路駅前メインストリートの通称です。
現在では地元経済の低迷により空きビルが多く目立ち、人通りも少なくなってしまってます。
もともと1990年台の初めころには公示地価が坪260万円を超えた一等地なのですが、最新の公示では坪17万円台まで落ち込んでおります。
地権者が複雑に絡み、また古いビルの解体費用がネックとなり、なかなか再開発の進まないエリアなのですが最近は解体現場が散見されるようになりました。
今回もそんな様子を受け、オーナー様から空きビルの活用についてご相談を頂きました。
お話を伺うと一筋縄ではいかない状況で、何かいい方法は無いかと頭を悩ませていたところ、ふと子供のころの光景を思い出しました。
デパートやビルが立ち並び、多くの人で賑わい、道端に目を向けるとリヤカーを押して鮮魚を販売する行商が往来する、そんな光景です。
30年余りの間に廃れてしまったんだなと、地元の現実を再認識させられました。
もともと、釧路の街が好きでこの街で不動産の仕事をすることにこだわらさせていただきました。
いま、この地元の問題に近いところで携われる環境に改めて感謝の思いです。
『街を良くしていくのも俺たちの使命だよな!』
以前、池原代表にかけて頂いた言葉です。
仕事を通し、微力でも釧路の街に貢献できれば、と改めて思い直しました。
さて、話が逸れてしまいましたが、
今回のご相談も何かいい形をご提案させて頂けるよう精一杯臨んでいきます。